七色の恋 短編


涙で潤史の顔がよく見えなくなった


「バカじゃないの…?
あたしあんなつきはなしかたしたのに」
ホントにバカだよ…

「バカだよ。でも、どんなに嫌われたって 俺は綴季のこと諦めらんねーんだよ!」
潤史…

あたしも、

「あたしも好きぃ」


「いい子」


そう言って潤史はあたしを抱きしめてくれた


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