七色の恋 短編



美歩は会った時から明るかった

美歩にはなんでもはなせた
兄妹ってこんなに似るものなのかって
ぐらい先生に似ていた


ごはんを食べ家に帰ると以前は感じなかった1人の寂しさをおぼえた


「先輩!!」

学校でもよく会うようになった
弁当を届けてくれるから

「ありがと」

「いえいえ、これ食べて元気つけて
くださいね!!」


「うん」



幸せだったあの日までは…



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