七色の恋 短編



その日は9時になっても先生は
帰って来なかった


俺は心配で帰らずずっと先生の家に
いた


プルルルル プルルルル


《ビク》


美歩の様子がおかしい


多分両親を亡くしたときの記憶を
思い出してしまうのだろう


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