七色の恋 短編



「お電話かわりました。」

「あの金沢隆久さんがバスと
接触して意識不明の状態で…」

美歩をみると顔が真っ青だった

「今からいきます」

そう言って電話を切った

「美歩行くぞ…」

「イヤだ…」

「先生悲しむぞ…」

「イヤだ」

「まだ亡くなったワケじゃねえんだから」
「怖いの…1人になったらあたし…」



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