椿と彼岸花。
散る桜。
英「椿。帰るぞ」
椿『うん………』
祐「ほら、行くよ」
寝起きで動けない私を、
祐樹くんが引っ張ってくれる。
2年生の教室の前を通ると
いろんな人から見られた。
いや……睨まれた。
「祐樹様ぁー英斗様ぁー
その女ゎ誰ですかぁ?」
猫撫で声。
気持ち悪い。
祐「俺らの大切な子。
それと…星龍、最上幹部。」
ギャルっぽぃ
ぶりっ子なやつがビックリな顔。
「こんな弱そうな人でも幹部できるんですね」
バカにしたふうに言う。
椿『お前、ムカつくんよ。
先輩だからってエラソーにしてんちゃうわ!!!!!!
気持ち悪いやつが!!!!!』
し――――――――ん。
祐「お前の言うとーりやな♪
キモいねん。
もぅ俺らに近づくな。ブス」
英「てか、消えろや。」
女の人ゎ走って自分の教室に入った。
なんやねん。