最強なあなたに又恋をする
「「「「「「「・・・・・・」」」」」」」
誰も離さない中吾津騎が
く口を開いた。

「姫榎と2人にしてくれ。」
「分かった。」
と悠君を合図に皆出て行った。
陽那は私の膝の上で寝ている。
「・・・・」
「・・・・」
何も話さない吾津騎。
「・・どうしたの?」
私は勇気を出して聞いてみた。

「なんで黙ってたんだ?」
「・・それは迷惑かけたく無かった
 から。」
「俺は別に迷惑なんて思わねぇよ。
 今も昔も。」

「ハハ、吾津騎はそういう人
 だったね。
 一番信じてあげなきゃいけない
 私が一番信じてなかったね。」
「あぁそうだな。」
と笑った。
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