最強なあなたに又恋をする
「まだ拗ねてんの?」
「拗ねてないもん。」
今は空港に向かっている
車の中。
あの後、いつまでも立てない
私をお姫様抱っこをして、
車に乗せた。

それからも機嫌を直さない
私に呆れながら、小さく
ため息をついた。

どうせ、子供だとか思って
るんだろう。
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