雨音
現実
晴れの太陽の日差しがさんさんふりそそぐ中俺はちゃりにまたがった。
美華と会わなくなって一ヶ月たとうとしていた。
俺の心の中の美華の気持ちは風化されようとしていた。
美華はあえなくても平気なんだ。
会えなくて寂しいと思ってるのは俺だけなんだ。
そう思うと悔しくて・・・
でもどこか苦しくて・・・
俺は1人悩まされていた。
美華はそんなのお構いなしに今を生きているんだろうか。
「何だよ・・この悲しい現実・・・」
俺はそういいながら路地を歩いた。
あ・・・ここ結構涼しいかも
そう思った日陰で俺はちゃりを止め座り込んだ。
路地に座るなんてどうかしてる。
そう思ってたけどどーでもよかった。
今日は学校に行きたくない。
行ける気分じゃない。
そう思い学校をさぼってしまった。
「涼しいとこにいるね。」
!?
俺が振り向いた先には帽子と長袖長ズボンをはいている美華がいた。
「・・美華・・・」
「・・・紅也会いたかったよ・・」
そういい美華はおれに抱きつこうとした。