雨音
雨音*2
雄哉×美華
美華Side――――――.
「雄哉~♪」
「・・・美華・・・。」
あたしはいつも通り雄哉の家へ向かったある日のこと。
雄哉はとても深刻な顔をしていた。
「雄哉?」
「・・美華ってさ紅也知ってる?」
「・・・誰それ?あたし雄哉しか興味なぁい//」
そういいあたしは雄哉に抱きつこうとする。
するといつもは受け止めてくれるのに今日は拒まれた。
「雄哉?」
「・・俺はその紅也って奴がむかつくの。
いつもチャラチャラしてるくせに・・・
俺の好きな人とかは皆紅也を好きになる・・。」
「・・・そっか・・・」
雄哉は憎んでいるような顔をしてるけど本当に憎いという感じがしなかった。
なんだか紅也って人が人気で自分に人気ないのが嫌みたいではりあってる感じがした。
自分が一番じゃないのが気に入らないみたいで・・
紅也が嫌いのようには見えなかった。
「美華・・・?お前そこそこかわいいし、紅也たらしこめる?」
「・・・・あたしが?」
雄哉は昔色々助けてもらった。
だから今は雄哉があたしのお兄ちゃんみたいな感じで世話してくれてる。
あたしには親がいなくて1人路頭をさまよっていた時雄哉が拾ってくれた。