雨音
嘘だろ?
あー!
がち疲れた・・・
今日は色々あったな・・
美華が日に当たると火傷しちゃうなんて・・
なのに会いたい。
そう言ってしまった俺を許してほしい。
美華だけが大好きだから。
にへらにへらしながら
俺は美華に電話した。
プルルルルルルル・・・・・
《もしもーし》
「あ?美華?」
《うん。紅也?》
「うん・・声聞きたくなった。」
《そっか・・//》
声からわかった
少し電話ごしで照れているということが。
そんな美華が愛しかった。
「元気?//」
《ばか・・さっき会ったじゃん//》
すると電話越しで声が聞こえた。
男の声が。
《美華~?何電話してんのー?俺が電話していいって言ってからじゃないと
ダメって言ったじゃん。特に紅也と電話する時は俺と相談してからな。
たらしこんでんのとかばれたらやべーからbb
んま、よろろーん》
俺の耳にはそう聞こえた。
「・・・美華・・・今から会える?」
《え・・ちょっと無理か「いいから俺らが初めて会った場所に今すぐこい!!!!!」》
そう言って俺は電話をぶちった。
あの声って・・・・