雨音
がらっ!!!!!!
「セーフ♪」
「じゃないわぼけーッ!!!」
「ひぃぃぃ!!!!かっちゃん!?」
かっちゃんと言うのは俺らの副担任。
かっちゃんのHRを遅刻して無事に帰った奴はいないとか・・・。
「かっちゃん!?じゃねーわ!さっさと席に着け!」
俺は早足で席へと着いた。
「紅也~!今日おっせーじゃんw彼女でも出来たか?w」
ぶはっ!!!!
俺はおもわず吹いてしまった。
「図星!?」
「ちげーよ!ちょっと困ってた女の子を送っただけー」
「あやしーww」
「黙れ雄哉(ゆうや)ww」
俺はそういい遊んでいた。
雄哉というのは俺の最高なだち。
大親友といっても過言ではないと思うくらい。
それだけ俺は雄哉が大好きだった。
紅也、雄哉。
名前が似てるじゃん♪
ってことで友達になったも同然だった。
「でもさーそろそろ彼女ほしくね?w」
「そうだよなー・・・。」
「お前らちーとは黙れ!!!!」
そういわれかっちゃんにプリントの束で殴られた。
かっちゃんこえーww
そういい俺らは元の向きに戻りかっちゃんのつまらんHRを頑張って聞いていた。
「紅也ー!ちょっとこーい」
「へいへーい」
HRが終わり遅刻者お決まりのかっちゃん説教たーいむww
「お前はよーたるんどるんだ!放課後残って掃除してけよー♪」
かっちゃんはルンルンで職務室へ戻っていった。
「かっちゃんの顔のしわよりはたるんでねーよ・・・っ」
そう言い吐いて俺は教室へ戻った。
「おっかえり紅也~♪」
これまたルンルンな雄哉がいて少しむかついた。
でもそれは八つ当たりだからあえて口にださず
雄哉と話してほぼ一日授業が終わってしまっていた。