雨音

メール



俺は今日美華とメアドを交換した。

美華は俺のアドを見て笑っていた。

「何よ・・“poooooh@xxx.ne.jp”って、oが多すぎでしょ。くす」

そういい笑っている美華を怖がらせるため自転車をふらふらと運転した。

美華は怖がるどころか喜んで全然おもしろくなかった。


で、今帰ってきた。

ケータイを見ると“新着メール:1通”

そうかいてあった。

俺はあわててメールを見た。

【To.紅也
 RE:
 今日はありがとね(∵*)!
 初めて会ったとは思えないくらい親しめたねww
 いきなりのキスごめんね。
 なんだかしたかったからしたって言ってもダメかな。
 明日の朝・・・会えたらいいね★
 
 From.美華】


俺はそのメールにきゅんときた。

俺も慌てて返信を送った。

そうだな。ありがとう。

それだけかいて送信した。

俺は明日も楽しみになった。

こんな雨の日なら悪くないんじゃない?

そう思って明日も大粒の雨になればいいのに。

美華と行く途中に会って一緒にチャリにのれたらいいのに。

そう考えてたら眠くなってしまって

いつのまにか寝ていた。

< 6 / 23 >

この作品をシェア

pagetop