私をさらった強引彼氏。




そんな峯田に呆れてると、



ふいに教室の扉が開かれた。


うぉ……。




その扉を開いたのは

綺麗な茶色をした
やる気のない髪の毛が印象的の男の子。



「お。遅刻かー、いい度胸だ」


峯田…。
ほめんのかよ…。


「ふぁぁー……」


峯田の言葉に
全く反応を示さない代わりに、


彼は小さなあくびを見せた。



「波月……。」



橘くんがつぶやいた。


知り合い...?なのか?






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