私をさらった強引彼氏。
彼女たちが
どうしてこんなことしてるのか。
全然わからない...
困惑した頭の中から
さっき彼女が言っていた言葉を
必死にひっぱりだした。
『保健室でこそこそ...なにしてたんだよッ』
あ――――――――――――
もしかして、
この人たちは......。
「あなた達...保健室のぞき見してたの?」
私のかわりに奈生が言った。
「たまたま通りかかったんだよ。
したら、優汰くんの声が聞こえたから
扉開けようとしたんだよ。
その時、女の声が聞こえた。」
拳を壁にぶつけた
リーダー格っぽい人が奈生をにらみながら答えた。