この気持ちは永久保存版!
そのまま、陸人に抱き締められたままその場に座った。
「…で?どうしたんだ?こんなところで。」
あたしを気遣ってか、優しく聞いてくれた。
「…グスン……あ、のね…Iクラスで…鬼ごっこしてた、んだけど…逃げてたら迷子になって……こ、わかったの……ヒック…」
「…そっか。」
それだけ言うと、陸人はあたしの頭をポンポンと撫でてくれたり…優しく背中を擦ってくれたりした。
この前と全然違う陸人の態度に、戸惑いを感じたけれど、それがまたドキッとした。
泣きながらあたしは、自分の顔がだんだん真っ赤になっていくのを感じて、思わず陸人の胸に顔を埋めた。
そのままあたしは尋ねた。
「陸人はなんでこんなところにいるの?」
「////お、俺は昼べてから女から逃げる為に向こうで寝てた。」
「…ふ~ん。でも…」
「……?」
「女の子たちには悪いけど、陸人が此処にいてくれて良かったあ。フニャ」
「//////」
陸人…あったかいな。それより、熱いかな?
でも丁度良いや!