きみがいる
幼き夢
隠した恋心と変えられない事実
いつからだっただろう。
君に恋してると自覚をしたのは……。
「優陽!」
うざいくらいのでかい声で僕は起きた。
てゆーか、起こされた。
「また来たのかよ、美咲」
「来ちゃ駄目なの?」
駄目なわけがない。だって僕は君が好きなんだから。
会いたいとずっと思っているし、ずっと一緒に居たいと思ってる。
けど僕はそんなに素直な良い子ではないから、そんな事言えるわけがない。
「べつに、どっちでもいいけど」
「あーっそ!!!!」