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トシさんが何故毎日のようにここに帰ってくるのかは分からない。



職業を知らなかったときは、住む家がないのかと思ったけど、社長と聞いてそれはありえないと思った。



…まぁ来なくなったら寂しいから変に問い詰めたりはしたくない。



私はこの関係に十分満足してるんだから…。




「おやすみなさい」



そう呟いて深い眠りに落ちていった。



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