<…ひ・み・つ…>
ある日の朝



羽田さんが部屋に誘いにきた


僕たちはいつものところでコーヒーを頼む



「上の階から水がだだ漏れになって一昨日は大変やったわ。」

「それは参りますよね。」
極々普通の会話をしている

端から見れば、羽田さんは一般の市民に見えるだろう



「そう言えば、この間お袋が送ってきた干物が沢山あるんですけど、貰ってくれませんか?」


「あぁ!いいね〜(笑)頂くよ。」


「取りに帰ります!」

「じゃそろそろ出ようか。」

羽田さんに干物を渡して羽田さんはかなり喜んでくれた。
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