<…ひ・み・つ…>
とうとう僕にも彼女ができた。


バイト先の事務の女の子だ


2ヶ月程前に入ってきた彼女


僕と同じ年齢で、少しポチャっとしたかんじの第一印象が大人しい感じの彼女だった



ある時、僕がバイト終わりに彼女が待っていた。

「野元君。チョット時間あるかな…!?」


恥ずかしさいっぱいの表情で、俯いていた。


「ん!どしたの?」


「じつは、私…野元君の事好きです。で…良かったら付き合って下さい!」


初めてだった


告白された事なんて、生まれて初めての出来事でビックリしてしまった
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