<…ひ・み・つ…>
「ゆう君!あの人ってなんの仕事してるの?平日のお昼なのに…私達はシフト制だけど。」

「さぁ〜知らない。一々聞かないから。」

それもそうだ。
いい年した男が平日に家にいたらそう思われてもおかしくない。
ヤクザだよなんてことも言えないし…


「あっ!!そうだ」

「しっ!」

「ごめん。忘れてた。ここ壁薄いんだったね…」

「気遣わしてごめん。なんなら外行く?」

「平気!さっきの続きなんだけど…私の友達がゆう君に会いたいってさぁ。ヾ(^▽^)ノ」

「何で?Σ( ̄□ ̄)!」

「写メ見せたら、会ってみたいなぁ〜だって!」

「会ってどーすんの?」


「Wデートするの!駄目?σ(^_^;)?お願い」

「いいよ…七海がしたいなら!」

「よかった、ありがとね」
七海が満面の笑みを見せた
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