<…ひ・み・つ…>
ある日突然、羽田さんが引っ越しをした



最後に別れの言葉も
お礼も言えないまま


俺の方が、先に引っ越す事考えていたのに


俺は引っ越しもしないままここにしがみついている


一言でも、ありがとうと言いたかった


羽田さん



あなたに、何度助けられただろう


初めは、偏見の目で見ていた
だけど、あなたは俺を息子みたいに可愛がってくれた


独り暮らしの寂しさから救ってくれた


どんな事をしていても
住む世界が違うくても
あなたは俺にとって最高のお隣さんでした



俺は、今から
どんなことからも逃げず前へ前へ歩いていこうと思う


あなたが教えてくれたように
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