Dark Angel〜堕ちた天使〜
きっと素敵な人生を送ってきたに違いない。



それに比べてあたしは――


間違いなくこの3年間はどうしようもない人生を送っている。




「あれ?」



あたしの腕にかかってる傘を指差して首を傾げる雪さん。




「この傘?」



「あ、これは……」





もしかして今日も会えるかもって。



そう思って持ってきた昨日の傘。



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