Dark Angel〜堕ちた天使〜
「どうしたの?さっきからボーっとしてるけど」



「すいません。ちょっと寝不足で」



「そう言えば目も腫れてるみたいだし。大丈夫?」



「はい…大丈夫です」




しまいには甘いフェイスの上司、渡辺課長にも心配される始末。




せっかく忘れようと努力してたのに――――



過去の思い出に変えようとおもってたのに。



あたしの前に急に現れたから。


頭に浮かぶのは、大翔のことばかりで。





そのおかげで仕事がはかどるはずもなく。



終わって時計を見たら、いつの間にか21時を過ぎていた。



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