僕は君のもの

今日は疲れたな。


早く帰ろうと一番に教室を出た。


するとどこかに走っていく柏木を見つけた。


なぜか気になり後を追ってしまった。


彼女はさっき僕が呼び出された場所にいた。


「…写真とろ?」


彼女の恥ずかしそうな照れたような声が聞こえた。


相手を見ようと身を乗り出した。



前の生徒会長、佐野翔先輩だった。




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