僕は君のもの
「じゃあ女の子どうする?」
「あたし可愛くないしヤダ!!!」
「てか柏木さんは?」
「いいんじゃない?だって身長高いし、スタイルいいし、なにより美人!!!」
それは、その通りだ。だが、柏木がやるとは思えない。ましてや佐野先輩に見られるのにするわけがない。
「柏木どうする?」
「え?別にいいですよ。」
「じゃあ決まりな。申し込み用紙出しとくから。」
驚いた。いいのか?俺だぞ?佐野先輩見てるんだそ?
疑問に思いながら柏木を見ているとばっちり目があった。
「じゃあ、桐谷くん、よろしくね。」