僕は君のもの

毎日やりきれない日が続いた。誰かに相談できるわけでもない。他の人から見れば私は最低なことをしている。


早く抜け出したいのに、抜け出せない。


そんな日々を過ごしていたとき、生徒会でカップルコンテストについて話題が出た。そういえば、去年、翔も出てたな。そんなことを考えていると、私が候補にでた。


少しはヤキモチ焼いてくれるだろうか。そんな淡い期待をしつつ、出ることに決めた。


< 54 / 100 >

この作品をシェア

pagetop