僕は君のもの

急いで昼ごはんを食べて、図書館へ向かった。


柏木はまだ来てなかった。

3分…5分…



ぁーまだかよ!!!!!


僕ってこんな気が短かったっけ?


そんなこと思ってると、ドアが空いた。


近づく足音。


柄にもなく緊張しまくりだ。


「桐谷クンいるかな……あ、居た!!ゴメンネ遅くなって」

そう言いながら小走りに僕のもとに来る柏木。


可愛い…。


嬉しくてたまらなかった。

< 58 / 100 >

この作品をシェア

pagetop