僕は君のもの

応援してくれて、すごく嬉しかった。私の作ったお弁当もおいしそうに食べてくれて、作ってよかったと思わせてくれた。



だからといって桐谷くんに気持ちが行くこともなかった。私にとって翔の存在が大きすぎたから。

どうしても諦めきれなくて。毎日来るはずのないメールを待っている私がいて、苦しくてしょうがなかった。


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