君は月
「ゆいもう行くか?」
「うん。今まで何年間もありがとう」
「いや・・・本当に大丈夫か?」
「うん。大丈夫だよ」
今日から一人暮らし
といっても海がかってくれたマンションだけど
確か、引越し先の街にに悠真がいたはず
街までタクシーで2時間かかる
悠真にはしっかり連絡しておきたかった
私の携帯にはみんなからの連絡でいっぱいで
悠真はそのなかでも一番連絡をくれてた
それに、何年も一緒にたぐらいだし
すくなからず心配してくれてるとおもう
「じゃーね。」
「ああ、遊びに来いよな」
「うん」