伝えたくて…
(亜依斗 目線)

迷ってた。
この坂道さえ越えたら
亜依夏の家。
その何メートルかが
俺の運命を変えてしまう。


どうしようか…

でも…



俺に真実を伝えることなんて…できるのか?




イヤ…




できるかどうか…じゃない。
『伝えなきゃいけない』

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