S男*鈍感女
ドキドキ甘甘な同棲生活
ガチャッ


改めてドアを開けてみる。

このころあたしは、あのS男が何をたくらんでるかなんて、知りもしなあった。


そう、あたしは鈍感女だから。


「ねぇ、さすがに部屋とか寝るとろはべつ、だよね?」


「あったりまえだろ。」
よかったぁ。安心安心。


「だよね、じゃあこの部屋は何だろう?」

ガチャッ


でっかいベッド。


って「「えーーーーー」」


「まさか寝るとこまで一緒?」

「っま俺には好都合だけどな。」


「なに?」

「なんでもねーよ、鈍感女さん。」

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