honey blood
あたしから行きたい場所なんか言えるわけないので、金田さんの案に便乗して紫に提案。
「映画なんて何年ぶりか…」
「映画館なら涼しいし、行く?」
「行ってみっか」
こうしてあたしと紫の初デートは映画を見にいくことになった。
久しぶりに気合いが入る服は恥ずかしさの塊で。
外出時は和服から洋服に変わる紫にもドッキュンしちゃうし。
「準備出来たよ」
「外行く前に少し飲ませろ」
「なんで!?」
「夏はタダでさえ体力消耗すんだよ」
「や、優しくお願いします…」
「ん…」
ググッと入ってくる紫の牙の感覚はいつまでも慣れない。
血を吸われてる感じはやっと最近わかった。
今までは痛いだけでいっぱいいっぱいだったけど、血が抜き取られてる感覚がわかる。
「もう…いい?」
「ん~…、ごちそうさん。生理前か?」
「わ、わかるの?」
「なんとなく」
「繊細さに欠けてるよあんた。女のコに対して普通言わないから!!」
恥ずかしいなバカ…。
「映画なんて何年ぶりか…」
「映画館なら涼しいし、行く?」
「行ってみっか」
こうしてあたしと紫の初デートは映画を見にいくことになった。
久しぶりに気合いが入る服は恥ずかしさの塊で。
外出時は和服から洋服に変わる紫にもドッキュンしちゃうし。
「準備出来たよ」
「外行く前に少し飲ませろ」
「なんで!?」
「夏はタダでさえ体力消耗すんだよ」
「や、優しくお願いします…」
「ん…」
ググッと入ってくる紫の牙の感覚はいつまでも慣れない。
血を吸われてる感じはやっと最近わかった。
今までは痛いだけでいっぱいいっぱいだったけど、血が抜き取られてる感覚がわかる。
「もう…いい?」
「ん~…、ごちそうさん。生理前か?」
「わ、わかるの?」
「なんとなく」
「繊細さに欠けてるよあんた。女のコに対して普通言わないから!!」
恥ずかしいなバカ…。