honey blood
【紫】
コイツが欲しい。
俺の物になればいいんだ…。
そしたらいつでも飲み放題?
「ねぇ…」
「あ?」
「あんたに対して疑問は山のようにあるんだけどさ、なんで機嫌悪かったの?」
「体の渇きが癒えなくて、薬飲んでた」
「他に人間なんていっぱいいるじゃん」
「一度知った味っつーのは忘れられねぇもんだ」
蜜の味が忘れられなくてかなり苦しんだ…。
この1週間は地獄並みに耐えた気がする…。
他のヤツじゃ全然足りなかった。
「今は…平気なの?」
「まぁあんだけ飲んだら3日ぐらい余裕だろ」
「どんだけ飲んだんだよ。超痛かったし」
「二葉いわく、慣れらしいぜ?」
「慣れないよあんな激痛…」
『二葉ってドMなんじゃないの!?』
そういいながらも顔色はよくなくて…。
ガキの頃には感じなかった罪悪感ってもんは感じてる。
「あたしは好きな人と付き合いたい」
「じゃあ俺を好きになれ」
「フッ…」
鼻で笑いやがった…。
コイツが欲しい。
俺の物になればいいんだ…。
そしたらいつでも飲み放題?
「ねぇ…」
「あ?」
「あんたに対して疑問は山のようにあるんだけどさ、なんで機嫌悪かったの?」
「体の渇きが癒えなくて、薬飲んでた」
「他に人間なんていっぱいいるじゃん」
「一度知った味っつーのは忘れられねぇもんだ」
蜜の味が忘れられなくてかなり苦しんだ…。
この1週間は地獄並みに耐えた気がする…。
他のヤツじゃ全然足りなかった。
「今は…平気なの?」
「まぁあんだけ飲んだら3日ぐらい余裕だろ」
「どんだけ飲んだんだよ。超痛かったし」
「二葉いわく、慣れらしいぜ?」
「慣れないよあんな激痛…」
『二葉ってドMなんじゃないの!?』
そういいながらも顔色はよくなくて…。
ガキの頃には感じなかった罪悪感ってもんは感じてる。
「あたしは好きな人と付き合いたい」
「じゃあ俺を好きになれ」
「フッ…」
鼻で笑いやがった…。