honey blood
カワイすぎて抱きしめ潰したい。



やっと本物の蜜と向き合える…。



「む、紫の部屋にテレビ置けばいいのに」

「なんで?」

「ヒマじゃん!?」

「PCで見れる」

「見たい、見たい、見たい」

「ダメ。もう寝る時間」

「ヤダから!!あたし死ぬ…」



顔が真っ赤でいつもの蜜じゃない。



どうしよ、マジでカワイイ。



電気を消して近づくと、体が動けなくなってる。



抱き上げて布団の上に降ろしたら、固まって動けない様子。



「まず飲まして?」

「あっ、どうぞ…」



膝の上に乗せた蜜の首に噛みついた。



血が熱い…。



相変わらず甘くてうまくて…。



「紫っ…ヤダよ…」

「ん~…」



浴衣ってやっぱり脱がしやすい。



拒否られたってムリだから。



「もう…終わりっ…」

「浅く噛んだからまだ」

「脱がすな!!」

「ムリ」



蜜の肌は気持ちいいくらいサラサラ…。



大丈夫だって、悪いようにはしねぇから。



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