honey blood
一通り屋敷を案内され、もう食事の時間。



さっきの部屋に行くと、見たことないヤツらがたくさんいた。



俺が座る場所ってのも決められてるらしい。



まさかフランス料理…?



マナーとやらを試される場所…。



しかもまだ座ってないヤツがほとんど。



なにコレ?



俺は座っていいの?



遠い場所にいる天音は立ってるけど…。



「なにをなさってるのです?席にお座りください」

「なぁ、なんで他のヤツら立ってんの?」

「現在、紫様のようなお立場の方が3人いらしておりますので」

「まさか揃うまで…」

「当たり前のことでございます」



マジかよ~!!



超気まずいから!!



そんな堅苦しくしないで座れって!!



食事は楽しくやろうよ…。



「あ"ぁぁぁ~…。頭爆発寸前」



そう行ってやってきたのは英語を話す青眼の金髪。



俺の隣に座るらしい…。



もしかして同じ地位っ!?



何人!?



< 352 / 506 >

この作品をシェア

pagetop