honey blood
顔が浴衣と同じ色…。



究極に恥ずかしそうだからベッド脇にある照明以外消してやった。



「ご、ごめん!!こういうのマジで苦手で…」

「だから?」

「ホント…羞恥で泣きそう…」

「泣いたら?」



ウルウルしててヤバい。



涙は俺の加虐心を煽るからやめてくれ…。



もう知らね…。



「痛っ…」

「うまい…」



無意識に噛みついた胸元。



やっぱり甘い…。



うまい…。



さて、好きにさせてもらおうか。



「紫っ…誕生日忘れててごめん…なさい…」

「怒ってない」

「だったら逃げてもいい?」

「逃げらんねぇくらい溶かしてやる」

「やぁ~…」



そりゃあもう。



どうにかなっちゃうくらい泣かせて鳴かせて。



声が出ないくらい。



ドロドロのデロンデロンに溶かしてやった。



いやぁ、満足なり。



ベッドの中の蜜は、眠ってるんじゃなくて意識がぶっ飛んでしまったらしい。



マジ、満足的初夜!!



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