honey blood
次の日はなかなか起きない蜜。



かなり疲れたらしく、目が覚めてもボーッとしてる。



次の日が学校の時はまずいな…。



「蜜、口から牛乳垂れててエロい…」

「んなぁ?へへっ…」



やっべー…。



平日はマジで手を出さないようにしよ…。



学校行かせなきゃ理事長になに言われるかわかんねぇしな…。



「紫様、蜜様はどうなさったんでしょう…」

「ん~…、食い過ぎでおかしくなったんじゃね?心配すんな」

「そうですか…。紫様の本日のご予定はどんな感じでしょう」

「夜メシ、外で食うから。蜜の分だけでいい」

「かしこまりました」



今日は放課後に天音が父さんに譲渡したホストクラブに行くんだ。



そこも俺に譲るとかで、時が来たら天音に返してやれと言われてる。



父さんは本当に隠居する勢いで仕事を片づけ始めてる。



実際全部の仕事をやめても、不自由なく暮らしていけるはずだ。



今まで国の秩序を守ってきたんだから当たり前だけど。



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