honey blood
次の日は体育で体育祭の種目を練習…。



紫はサボりなのか、なぜかあたしの横にいる…。



「白い玉入れんなよ」

「なんであんたがいんの?」

「好きだから」

「えっ…」

「ビリヤード」



な、なんだよ!!



今めっちゃ焦ったじゃん!!



てっきりあたしを好きだって言ったのかと思って…。



心臓ヤバいよぉ~…。



「ルール知らない…」

「穴んなかに玉入れんだよ…。順番にな?」

「なんで耳元で説明すんの…。エロく聞こえるんだけど…」

「男は好きだからな、穴」

「マジ…死ね!!」

「プッ!!顔真っ赤っ!!」



やっぱり絶対好きになれない!!



エロヴァンパイア!!



もうあんたなんかエロパイアでいいよ。



「どうでもいいから手本見せてよ!!」

「キューよこせ」

「はい」

「9の玉じゃねぇよ!!棒だ!!棒…」

「クソが!!この思春期バカ!!」



本当にどっか行っちまえ!!



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