honey blood
【紫】



蜜をからかうのって楽しくてやめられない。



すぐ顔が赤くなったり、目が泳いだり。



現在、ビリヤードの練習を手取り足取り教えてるわけだけど。



後ろから覆い被さるようにして、手を重ねた。



耳が赤くなって来て、体が固い。



あの蜜もこういうのには激弱…。



「み、密着しすぎっ…」

「教えてるだけだろ?」

「耳元で喋るなバカっ…」



あぁ~、おもしろい。



でもこうしてるとこのままガブリと首に噛みつきたい…。



「なぁ、そろそろいいだろ?」

「な、なにが…?」

「限界近いんだよ…」

「ちょっ…」

「いいよな?」

「だ、ダメ!!あたしそういうことしたことないしっ!!順序違うよね!?」



声デカいって。



それになに考えてんだか、このエロ娘は…。



ホント、こんな時の反応は最高だな。



「ほら、前向け。こうやって持つんだよ」

「だから近いってば…」

「なに考えてんの?俺はね、ただ…欲しいだけ」

「いっ…ウソでしょっ…こんなとこで…」



相変わらず甘うま~。



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