☆はなこさん☆~総長様が好きなのはホラー女!?~
数分後。

「ここに
入って下さい。」

そう言って
開かれた
どっかの空き教室。

この時
あたしは油断をしていた。

教室に
足を踏み入れようとしたら
イキナリ
何かを嗅がされて
あたしは
意識を
手放した。

意識を
手放す直前に
聞こえた会話。

「ちょろいわね。」

「だな。
後は俺に任せろ。」

「え~。
期待してるわよ。
《酷魔》の総長さん。
この女が消えてくれれば
あの方は
あたしの物に…。」

あたしは
こいつらに
はめられたんだ。

ごめんね。みんな。

あんなに
警戒して守ってくれたのに
こんなに
あっさり
捕まっちゃって…

ホントに
ごめんね。
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