流れ星


「好きなもの買ってやるよ」


街にあるショッピングモールに入ると、いきなりユウトが口を開いた。


「は?」

好きなもの買ってやる?
何で…?


「良いから」

「意味分かんないから」

「意味分かるだろ?」


ユウトは彼氏でも何でもない。

しいて言うなら大切な友達。



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