流れ星


「今日は俺が祝ってやる。つか、お前誕生日だからマキと居ると思ってた」

「違う…」

「眠いって言った時点で気付いた。いつまで続けんだよ?もう止めろよ」



ユウトはマキのことも知ってるし、あたしがしていることも知ってる。

少なくとも施設にいる子たちは何らかの闇を抱えてる。

だからユウトは、あたしを理解してると思う。

だから、止められたことなんかない。



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