流れ星


気付けば、あたしも涙を流していた。


いつしか、放課後はいつも教室で話をするようになっていた。


それは、流れ星の話だったり。前の学校の話だったり。



マキは詩と呼び、あたしはマキと呼ぶようになっていた。



初めて、ちゃんとした友達が出来た。

本当に嬉しかったんだ。


マキと居る時間が楽しくて楽しくて仕方なかった。



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