流れ星


「って、何言ってんだろうな、俺。怖がったよな?大丈夫か?」

そう言いながら、カバンをあたしに渡してくれた。


「……」

「立てるか?」

「…怖かった」



震えてる…


何で?どうして?

こんなこと、今までためらいもなくやって来たくせに。



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