流れ星


「どうした?」


シャワールームから出てきたレンは、あたしに問い掛ける。



「何が?」


あたし自身にも、落ち込んでいるのが分かる。

レンが分からないはずがない。



「お、上着さんきゅーな」

「うん」



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