流れ星


「前に願い事したら、アヤカ一面取り留めて元気になったんだ。だから…もう一度…」

「うん…」



話すたびに、抱きしめてる力は強くなっていく。

それに答えるかのように、あたしも力を込めて抱きしめ返す。



「でも…あの日、詩が襲われそうになった日…アヤカいなくなったんだ」

「え…」


あの優しくしてくれた日に…?



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