流れ星


「ごめんね。待った?」

振り返ると、ホットココアを手にした男の姿があった。


今日は、この人と。



「ううん、早く行こう?」


そういうと男は笑いながら、あたしの肩を抱いた。


気持ち悪い…

でも、生活のため…


年は30後半らへんかな?
結婚指輪らしきものが見えたから、多分結婚してる…

まぁ、あたしには関係ないけど。



< 59 / 301 >

この作品をシェア

pagetop