流れ星


隣には眠ってる名前も分からない男。

その男の指には、しっかりとはまってある指輪。


結婚してるのに、どうして?



やっぱり、あたしに恋なんて分からない。


好きどうしで結婚したんじゃないの?

好きだから結婚するんだよね?


「バカじゃん…」

小さな声で呟くと、シャワールームに向かった。



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