流れ星


「これ、昨日の分ね?高校生って欲しいものたくさんあるでしょ?」


男はニッコリ笑うと、あたしにお金を渡して来た。



「もう、仕事だから。先帰るね?もう少し部屋いて大丈夫だから。ゆっくりして行って良いよ」

「うん。ありがとう」



部屋から出た男を見つめながら、今から家に帰るのかな?それとも本当に仕事?なんて思った。



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