愛しい君へ
序章.別れ



「ただいま」


時は中3の夏休み。
部活から帰ってきた私は
外の暑さで汗だくだった。



部屋に入るや否や
クーラーをつけ、
携帯を開いた。


「あ、メールだ」


でもなんか嫌な予感。



「雅樹からだ・・」



雅樹とは付き合って
2週間の彼氏である。



< 1 / 12 >

この作品をシェア

pagetop